ヒストリー・オブ・バイオレンス A History of Violence

mattsmood2006-03-25

「愛と暴力の対立」ってサブタイトルが必要?


デヴィッド・クローネンバーグ監督の「ヒストリー・オブ・バイオレンス」をやっと観た。


過去に人を殺していても悪党を殺せばヒーローで、過去を悔い改め自分は変わったのだと打ち明ければ家族はわかってくれて家族を守るために人を殺してもヒーロー、家に帰れば「お帰りなさい」と迎えられいつものように家族と食卓を囲んでハッピーエンドになってしまいそうなストーリーだけど、残虐な暴力描写で観ている者に問いかける映画になってる。上映時間も96分と無駄はいっさいない感じ。よくできてる映画だった。


ヴィゴ・モーテンセンってエド・ハリスと似てる。ヴィゴ・モーテンセンは髪がなくなったらエド・ハリスになりそう。
音楽はハワード・ショアで「ロード・オブ・ザ・リング Lord of The Rings」と同じ。「ロード・オブ・ザ・リング」とだぶってしまう曲が流れてた。


届いたばかりの Esquire5月号には町山智浩氏のクローネンバーグ監督のインタビュー。公開にあわせて去年のインタビューがやっと載ってタイムリーに読めてよかった。ハリソン・フォードも町山氏のインタビュー記事。こちらも「ファイヤーウォール Firewall」の公開にあわせて。


http://www.historyofviolence.com/