氷の家 ミネット・ウォルターズ



氷の家 (創元推理文庫)

邸の氷室は十八世紀に小丘を模して造られた。冷蔵庫の出現にともない保冷庫としての役目を終えていたそこで、不意に死骸が発見される。胴体は何ものかに食い荒らされた、無惨な死骸。はたしてこれは何者か?…ここにはすべてがある。悲嘆も歓喜も、幻滅も信義も。これはまさに人生そのもの、そしてミステリそのもの。ミステリ界に新女王の誕生を告げる、斬新なデビュー長編!CWA最優秀新人賞受賞作。

「氷の家」もほぼ一気読み。
デビュー作は刑事がしっかり事件を追っている。
死体があって登場人物は謎だらけ、伏線もたくさん(読んだ後あれはなんだったのかな?と思ったりもするけれど)でどこへ向かっているのやらわからない。結局のところこれが読んでておもしろい。読み終えた後はまた別という感じだなんだけど。