Live

ライブはすっかり見なくなってしまった。年に1回行けばいいほうだ。
今年は見たい見たいと思っていたRickie Lee Jonesが来日したので3月に大阪の「BIGCAT」でのライブへ行った。リッキー・リーとニール・ラーセンを含めた4人編成のバンド。今年50歳らしいけど、独特の声は健在で見逃さなくてよかったというライブ。東京の公演はBUNKAMURAオーチャードホールだったのだけど、BIGCATはオールスタンディングのライブ。すごい差があるだろうなぁ。どちらも体験したかったような…。アンコールがなかったのだけど、後で東京のライブの記事を見たら東京もアンコールはなかったようだ。「恋するチャック Chuck E's in Love」は東京で演奏があったようだけど、大阪ではなし。Rickie Lee Jonesは去年出したアルバムでブッシュのことを”Ugly Man"と歌っている。こういうところも好き。
6月に見たのは元ルースターズ大江慎也の新しいバンド「UN」が出たライブ。ギターは元ロッカーズの鶴川仁美、ドラムは元サンハウス坂田紳一ルースターズは周りが聴いていたので聴いていた程度。だから大江さん、おっさんになってる〜というのがライブの印象。UNの前にロレッタ・セコハンやスパルタ・ローカルズの若手が勢いがあってかなりよかったし。ただ大江さんにはオーラじゃないけど何かあるっていう気があるような気が…。
ライブアルバムもあまり聴かないけれど今年買ったDonny Hathawayの「These Songs for You Live」はすごくよかった。ライブ盤が苦手という意識を変えてくれたのはStingの「Bring on the Night」(これはレコード盤なので今はめったに聴かないけど)。意識は変わってもやはりライブ盤はあまり持っていない。ただリッキー・リー・ジョーンズの「Naked Songs」と「Live at Red Rocks」は両方とも大好きなアルバム。
どちらかというとライブアルバムより12inchとかボーナストラックで聴くようなライブヴァージョンの方が好きかも。一番好きなライブ曲はBig Countryの”Tracks of My Tears"のカヴァー。Stuart Adamsonが自殺してしまったので、今はこれを聴くとちょっと悲しい。カヴァーでは10,000 Maniacsの「Mtv Unplugged」に入っている"Because the night"も好きだ。妙に好きなのはグラスゴーのアーティストのオムニバス盤に入っているLloyd Coleの"Are You Ready to Be Heartbroken"のライブヴァージョン。オリジナルのゆっくりした感じとは違って、走ってる走ってるという演奏にロイド・コールの独特の声が追いかけるような感じで、いつ聴いてもなんかこれ好きだなぁと思う。
テレビで見てもう一度見たいと思うのは、鈴木慶一高橋幸宏ビートニクスの「Left Bank 左岸」。高野寛がいたような記憶もあって、なんの番組だかはっきりしない。ものすごく曖昧。高野寛がやってた教育テレビだったかも。あとAristaレコードの何かでSarah McLachlanのピアノでPatti Smithが歌う"Because the night"。


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