興行師たちの映画史

興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史
やっと読み終えた。読むのもたいへんだったけれど、書くのは相当たいへんだったはず。いったいどれだけ映画を見てるのか。すごすぎる。1895年から現在までのエクスプロイテーション映画。知らないことばかりだったのでおもしろかったけれど、見せ物映画のちょっとグロいところで一度本をおいてしまった。
最後に映画芸術の祭典のはずの映画祭がエクスプロイテーションの舞台となっていると書いてある。映画祭で賞をとればそれだけで話題になって、内容は二の次になってるようなところは確かにある。以前にくらべればずっと早くずっとたくさんの映画が観られるようになった。あとは本人次第。やられた〜と思う映画も、?で終わる映画も、観なきゃわからないんだから。