Transamerica トランスアメリカ



Transamerica


久しぶりに映画を観て気分転換。(性転換はしてません)
フェリシティ・ハフマンの「トランスアメリカ」とフィリップ・シーモア・ホフマンの「カポーティ Capote」は観たいと思っていて、「カポーティ」はまだだけど「トランスアメリカ」はいつの間にか公開されていたので。


父親が存在を知らなかった17歳の息子と一緒にNYからLAに向かうロード・ムービー。
と書いてしまうと普通だけど、性転換手術を控えた父親となると全然事情が違ってくる。
LAで女装して暮らす性同一障害のブリー(フェリシティ・ハフマン)はやっと手術を受けられるようになって心も体も女性になれると思っていところに息子が逮捕されたというNYの警察からの電話を受け自分に息子がいることを知る。息子は17歳だしブリーはかまわずに手術を受けるつもりだったがセラピストにこのままでは手術の同意はできないと言われしぶしぶNYに向かう。そしてブリーは父親と名のれないまま息子を引き取りNYからLAまで大陸横断の旅をすることになる。


性同一障害の男性を演じる声も立ち振る舞いもまどろっこしい感じのフェリシティ・ハフマンの演技につきるけれど、あまり多くを語り過ぎない映画というのがよかった。
デスパレートな妻たち」は来週から集中再放送もあって、来月から第2シーズンの放送が開始。こちらも楽しみ。


http://www.transamerica-movie.com/