インサイド・マン Inside Man

mattsmood2006-06-15



スパイク・リー監督の「インサイド・マン」を観てきた。
主演はデンゼル・ワシントンクライヴ・オーウェンジョディ・フォスターウィレム・デフォーが出てるのは観るまで知らなかった。
人質をとった銀行強盗の完全犯罪。(まぁ普通はこんなこと考えつかないよ、という感じなんだけど)
内容をほとんど知らずに観たのでおもしろかった。でも本格サスペンスと思って気合い入れて観ていたらちょっと肩すかしをくらったかも。
犯人(クライブ・オーウェン)と交渉人の刑事(デンゼル・ワシントン)との駆け引きにあまり緊迫感はない。全編に不思議なゆるめ(?)の緊張感があって、会話には随所に笑いありで、ちょっとテイストが変わっていると思ったんだけど、監督がスパイク・リーだからかな?見終わって、なるほどとこういうことか、とわかってもスカッとはせず、細部までおぼえていないのでもう1度見たいと思ってしまった。いい意味で不思議な変な感じが残って、これがこの映画のテイストなんだろうと思う。


クライヴ・オーウェンは「シン・シティ Sin City」のほうがかっこよかった。
ジョディ・フォスターは露出は少ないけどやり手弁護士をきっちりこなしていて、デンゼル・ワシントンは肩の力が抜けてる感じがした。


http://www.insideman.jp/