エミリー・ローズ  The Exorcism of Emily Rose

mattsmood2006-04-08



19歳の大学生エミリー・ローズは突然激しい痙攣と幻覚を繰り返すようになる。大学病院で検査を受けるがいっこうに回復せず自宅で療養中に神父による悪魔祓いを受けるが失敗に終わり悲惨な死を遂げる。検視では自然死ではないと判断され悪魔祓いを行った神父が過失致死罪で起訴。神父が司法取引を拒否したため裁判が始まる。エミリー・ローズは病気で死んだのか、それとも悪魔の憑依によって死んだのか…。


本当は「タブロイド Cronicas」を観たかったのだけど終わってしまっていたので「エミリー・ローズ」を観た。
怖いのには弱いけれど実話に基づく話で法廷劇でもあるのでけっこう真剣に観てしまった。
神父にトム・ウィルキンソン、神父の弁護士にローラ・リニー、検事はキャンベル・スコット(久しぶりに見た)と地味目なキャスト。エミリー・ローズ役のジェニファー・カーペンターは大熱演。すごかった。
悪魔の憑依を信じていなくてもないとはいいきれない、というほぼローラ・リニーの視点に近いスタンスで真面目に作ってあるので集中して観られたのかなと思う。
奨学金をもらって大学に通う信仰深い真面目な19歳の女の子にこんなことがおこるなんてひどい話だ。本当に神様はいるのかしらと思ってしまうし、宗教や信仰についてもよく理解できないし、世の中わかることよりわからないことのほうが多い。
"Is it possible? "というローラ・リニーの台詞が印象に残る映画だった。
それから"Like I was on the right path"という台詞も。


夜中に時々目が覚めることがあるけれど、それが3時だったらやはりしばらくこわいかも。


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