すべて死者は横たわる メアリ・W・ウォーカー
- 作者: メアリー・W.ウォーカー,Mary Willis Walker,矢沢聖子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/09
- メディア: 文庫
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メアリ・W・ウォーカーの4作目で犯罪ライターのモリー・ケイツを主人公にした3作目。98年の作品。
これもタイトルはエミリー・ディキンソンの詩から。
話が広がりすぎたせいで、読んだ後にあれはどうなったんだろう?と思うことが多かったし、前半の進み具合に比べて最後は駆け足のような感じ。それでも前の作品を超えていると思う。3年振りに出たというから書くのも大変だったんだろうと思う。
読んだ後にあれはどうなったんだろう?と思うのも人それぞれ違うだろうし、どんどん読めたから面白かった。
帯には宮部みゆき氏絶賛の文字。大絶賛じゃなくなってる…。
それから「事件記者モリー・ケイツ」シリーズ万感の最終作の文字も。amazon.comで見てもこの後の作品はなし。もう書いてないのかな?そうだとしたら残念だ。