エターナル・サンシャイン Eternal Sunshine of the Spotless Mind



エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション [DVD]


見損ねた「エターナル・サンシャイン」が再映中なので観に行って来た。
やはり脚本のチャーリー・カウフマンの発想がおもしろいのだ。
キャストはジム・キャリーケイト・ウィンスレットマーク・ラファロキルステン・ダンストイライジャ・ウッド


ジョエル(ジム・キャリー)は喧嘩別れした恋人クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)が自分の記憶を消してしまったことを知り、自分もクレメンタインの記憶を消すことにする。記憶の消去は別れから出会へと記憶を遡ることになりジョエルは消去の途中でクレメンタインの記憶を残しておきたくなる。頭の中でジョエルは必死に消去を食い止めようとするが…。


記憶消去はSFだと思うのだけど、記憶消去をする病院も普通のクリニックでごく当たり前の日常のように描かれている。現実的でなくちょっとSFっぽいのはジョエルが記憶の中を走りまわる頭の中だけ。監督の意図したことは成功しているのだと思うし伏線もきいていておもしろい。でも、でもと思ってしまう。思いっきり人工的な記憶喪失型のメロドラマだったら観たあとの感じがずいぶん違っただろうと思う。面白かったのだけど、観た後になにか今ひとつといった感じが残ってしまったので。
ケイト・ウィンスレットは、皮下脂肪で生き残ったんじゃないの?というタイタニック疑惑の印象しかなかったのでなんだかすごくよく見えた。
ジム・キャリーもよかったけど、ジム・キャリーには「奥様は魔女 Bewitched」に出てほしかったなぁ。ジム・キャリーにもオファーがあったらしいけどダーリンはウィル・ファレルジム・キャリーってダーリンに似てるのに。
http://www.eternalsunshine.com/