プッシーキャッツ Josie And The Pussycats



プッシーキャッツ [DVD]  Josie and the Pussycats 

 
HMVで安くなっていたのでつい買ってしまったのは「プッシーキャッツ」のDVD。こんなもの買ってるから見てない映画が多いままなんだよ、と思いつつもけっこう好きな映画なので。


レイチェル・リー・クック(ジョシー)、タラ・リード、ロザリオ・ドーソンの3人組のバンド、プッシーキャッツは、ひょんなことから大手レコード会社と契約を交わし、Josie And The PussycatsとしてCDを出すとあっという間にNo.1ヒットとなり超人気バンドに。しかし、曲の中にはいつの間にかサブリミナル・メッセージが吹き込まれていて聴いた者は流行を追いかけ無分別な消費に走るよう洗脳されている。音楽は若者を洗脳する計画の手段にすぎず、バンドはそのお飾りにすぎない。と、真面目に書いてみたけど映画はちょっとオバカも入ったコメディ。
まともな役をほとんど見た事がないのでキワモノ俳優のイメージのアラン・カミングがこの映画でもかなり変でおかしい。タラ・リードは最初から最後まで一貫しておとぼけのユルいキャラでこれも笑える。プッシーキャッツの前に計画に使われていたバンド、DuJourはバックストリート・ボーイズのパロディだったり。わざとらしくやたら関係ない商品がいろんなところに置いてあったりロゴがアップで映ったりするけど、楽しんで作ってる感じがするからOK。(73社の商品やロゴが出てるらしい)


それからこの映画のいいところは音楽。タイトルで流れる"3 small words"を始めストレートでなかなか気持ちのいいロックなのだ。映画は劇場未公開で川勝正幸氏が日本でDVDが出る前に雑誌に書いていて見る前にサントラ盤を聴いていた。
サントラ盤はJosie And The Pussycatsの曲にDuJourの曲が2曲という内容。
Josie And The Pussycatsの曲はBabyfaceFountains of Wayne(Ivyも)のAdam Schlesingerがプロデュース。劇中のシングル曲"Pretend to be nice" はAdam Schlesingerの曲でプロデュースがBabyface。レイチェル・リー・クックの歌はもちろん吹き替え。歌ってるのはKay Hanleyで曲作りにも参加。