La Hija De La Lagrima / Charly Garcia

mattsmood2005-05-30

94年のCharly Garciaのアルバム。
「La Hija De La Lagrima」は「ラ・イハ・デ・ラ・ラグリマ」で意味は「涙の娘」。
アルゼンチンものは今はMaria Gabriela EpumerとCharly Garcia関連のものをあまり方向性もなく聴いてみてるという感じで、よく知らない上にあまり調べてもいないので実際何を聴くべきかよくわかっていないというのが正直なところ。
何故このアルバムを聴いているかといえば、amazon.comのカスタマーレヴューに
Lament (one minute with Maria Gabriela...we miss you so much)
とあったから。one minuteがいったい何なのか知りたかった。
Maria Gabriela EpumerはギターでクレジットされFernando Samaleaがドラムとパーカッション。
Maria Gabriela Epumerはこのアルバムから「Influencia」(2002)あたりまでCharly Garciaのアルバムに参加してるようだ。
内容は23曲で70分弱。1分を切る曲から7分を超える曲まで長さも曲調もヴァラエティに富んでいる。
"Lament"という曲はほぼ1分の曲でアコスティックギターに詞はなくラー、とかウーとか歌っているのがMaria Gabriela Epumer。たぶんギターも弾いてるんだろう。聴けてよかった。カスタマーレヴューを書いた人に感謝したい気分。Maria Gabriela Epumerに関していえばコーラスでけっこう歌っていて声が聞けるのもうれしい。
"Kurosawa"や"James Brown"というタイトルの曲もある。"Kurosawa"はイントロに狐の嫁入りがどうたらこうたらという日本語が聞こえるメロディが美しい曲。聞こえる日本語はもしかして黒沢映画からとったのかなとも思うけどよくわからない。"James Brown"はイメージで頷ける1分弱の曲。
このアルバムにもカヴァーが1曲、"Locomotion"。
one minuteが知りたくて買ったアルバムだけど、面白くてなかなかよかった。Charly Garciaのピアノも好きだ。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B000002DX9/qid=1117453920/sr=1-2/ref=sr_1_2/103-2404000-5319828?v=glance&s=music