リバー・ソロー クレイグ・ホールデン

リバー・ソロー (扶桑社ミステリー)

リバー・ソロー (扶桑社ミステリー)

「哀しみ(ソロー)」という名の河が流れるミシガン州南部の町モーガンタウン。この小さな町で、不可解な殺人事件が次々に起きる。被害者はみな麻薬常用者か麻薬の売人だった。捜査を担当する初老の刑事ブランドンは、麻薬中毒の過去を持つ医師ランカスターと事件との関連を疑う。ランカスターは濡れ衣を晴らすため、みずから事件の真相を追うが…。

帯にはジェイムズ・エルロイスコット・スミスシンプル・プラン)、ジェイムズ・クラムリー(さらば甘き口づけ)の賛辞。それでちょっと期待してしまったのがいけなかったようで、賛辞が帯ではなくあとがきにあったら違ったかもという感じ。
どの登場人物にも魅力が感じられず、だらだら読むことになってしまった。帯の賛辞が本当なら訳があんまりよくないのでは?と思ってしまった。そう思っても原文で読めないんだからしかたないんだけど。
面白くなかったわけじゃないけど、3人の作家の賛辞を読むと首をひねりたくなる。