雑誌 GQ Japan






アート・クーパーの序文を読んだ時点で思い出しそうなものなのだけど、半分くらい読んでやっとつなっがた。
休刊になる前、2年くらい読んだ嶋中書店の「GQ Japan」に時々エルロイが載っていたことを思い出した。
写真は2000年の9月号。
特集は「赤塚不二夫の脳みそ」で、これにエルロイの死刑囚のノンフィクション、ジェリー・ガルシア、キューバ、丸の内界隈案内図とかが載っているという感じで変な雑誌だ。
連載の巻頭のコラムは加藤和彦中野翠櫻井よしことかで、中野翠は落語のコラムを書いていてこれがけっこう面白かった。当時は何度か落語も聞きにいったり。(でもはまりきれず、休刊とともに興味を失ってしまった)
お気に入りの雑誌だったので2001年の終わりに休刊となってしまって本当にがっかりだった。読んでいた2年分は捨てずにとっとおいてよかった。背表紙にジェイムズ・エルロイと記されているものが3冊。当時も読んでいるのだけれど、今読むとまたちがっておもしろい。
新しいGQも創刊2周年になったけれど、こちらは読んでいない。創刊されてすぐ買ってみたものの、すっかりかわっていて好みではなかったので。もともと男性誌で当たり前といえばあたり前なんだけど。