レイトショーのしあわせな夜 / 青山南

89年から今年にいたるまで、雑誌(マリー・クレールが一番多い)などに書いた映画の文章がまとめられている。年代順に編集されていないので古い映画と最近の映画が行ったり来たり。次は何だ?と読み進む感じで楽しい。視点がかわると映画の印象もずいぶんかわってくる。青山さんの視点、おもしろい。
青山さんはアメリカ南部が好きなのだそうだ。今月のEsquireの特集がアメリカ南部で、青山さんの文章(本や映画の紹介でもいいから)も読みたかったなぁと勝手に思ったり。最後はやはり「アトミック・カフェ』の話。字幕つけはもともとDVDのためと書いてあるので、青山さんの字幕でDVDになる予定みたい。なるほどね。