Jerry Maguire ザ・エージェント

WOWOWで放送されている「ザ・エージェント」を偶然ちょっと見たら曲が流れていて、意外にもThe Durutti Columnだ。キャメロン・クロウの映画は「セイ・エニシング」も「シングルス」も好きで、「あの頃ペニー・レーンと」は観たけれど、トム・クルーズ主演の「ザ・エージェント」と「バニラ・スカイ」は観ていない。結局、曲を確かめるために「ザ・エージェント」を観た。最初の方で"The Durutti Columnの"Requiem Again"が使われていた。サントラ盤には未収録。キャメロン・クロウの映画でThe Durutti Columnを聞くなんて本当に意外だった。あとHis Name Is Aliveも。でも、音楽には明るいから当然か。大好きなRickie Lee Jonesの曲も使われていて、音楽的にはいい感じ。映画としてはアカデミー賞5部門にノミネートされた映画で可もなく不可もなくというところ。
ずいぶん前にキャメロン・クロウのビリー・ワイルダーへのロング・インタビュー、「ワイルダーならどうする??ビリー・ワイルダーとキャメロン・クロウの対話」を読んだ。ビリー・ワイルダーに「ザ・エージェント」への出演の依頼をしにトム・クルーズと直談判に行ったことも書いている。結局、ビリー・ワイルダーは出演しなかったけれど、映画完成したあとインタビューすることになった。ビリー・ワイルダーがやるはずたった役は観たらすぐわかる。トム・クルーズが師とするスポーツエージェントディッキー・フォックス役。この本はかなり高価で買う時に迷ってしまったけれど、キャメロン・クロウはライターだっただけに読み応えがあっておもしろかった。