要塞警察 Assault on Precinct 13



The essential JOHN CARPENTER


なんだか気疲れする1週間だったので今週末はのんびり。
久しぶりにゆっくりビデオを見た。見たかったジョン・カーペンター監督の「要塞警察」。
もう見られないのかなぁと思っていたけど、日頃の行いが良いので(ウソ)見る機会に恵まれた。


70年代の映画だし、リメイク版はかなり設定を変えているのでやはり別物だった。
オリジナルのほうがシンプルで派手さもないけど、説明があまりないのでもの言わぬ殺人集団が不気味。
やっぱりジョン・カーペンターのホラー・テイストが入っている。
何だか理由がわからないまま襲撃されて、ただただ窓ガラスがどんどん割れていくところとか、なんだかいや〜な感じがしたり。
襲撃が始まってからの展開は今の映画に比べるともの足りない感じだけど、登場人物が少なくてあまりプロフィールもはっきりしない分台詞だけで想像するので引き込まれてしまう感じもあった。
最後に残った3人が銃を持ったまま立っている表情、なんともいえない表情でちょっと面白かった。
見たい、見たいと思っていたし、面白かったので、こうやって見られて満足。


それからテーマ曲が耳についてしまって、しばらく耳から離れそうにない。
ジョン・カーペンターのベスト盤、欲しくなったりして。