不都合な真実  An Inconvenient Truth

mattsmood2007-02-17

"I don't really consider this a political issue, I consider it to be a moral issue."


もう上映が終わってるんじゃないかと思ったら上映中だったので「不都合な真実」を鑑賞。
不都合な真実」はアメリカの前副大統領のアル・ゴアが全世界を回って続けている講演のドキュメンタリー。
監督はデイヴィス・グッゲンハイム「ER」や「24 -TWENTY FOUR」などTVドラマの演出家として活躍していた人らしい。
2000年の大統領選の時は演説が面白くないと言われていたけれど、スライドを使った講演は自分でリモコンを操り時にはユーモアをまじえながら科学的データを解説し地球温暖化による危機を実直に訴えていた。映画ではいかにして地球温暖化に取り組むようになったかということや家族のこと、また1人で移動する姿とかMacに向かう姿とかもあって、それもよかったと思う。


6年間にどれくらい世界が変わっているかを考えるとアル・ゴアが大統領になっていたら、と思わずにいられない。映画を見たほとんどの人がそう考えるのではなかろうか。大統領選では得票数にしたらブッシュを上回っていたし、フロリダ州の集計結果は疑問が残ったままだし...。
しかし、そんなことを考えてもしかたがないので、現実を見て考えなきゃならないことがあると思うべきか。
急に地球にやさしい人になれるわけないけど、できることはあるわけだし。


http://climatecrisis.org/