第63回ゴールデン・グローブ賞授賞式のすべて

NHKBS2で録画の放送があったので見た。
どうみても受賞するとは思っていなさそうなジョニー・デップとかカトリーヌ・ドヌーヴがプレゼンターだったりとか、結果がわかっていても見るのはそれなりに楽しい。
テレビのドラマシリーズ「Commander-In-Chief」でドラマ部門の主演女優賞をとったジーナ・デイヴィスのスピーチが面白かった。「デスパレートな妻たち」の主演4人がノミネートされていたコメディ・ミュージカル部門はプレゼンターがクリス・ロックでおかしかった。唯一他のドラマ「Weeds」でノミネートされていたメアリー・ルイーズ・パーカーに向かって「『デスパレートな妻たち』はみんな見てるけど『Weeds』を見てるのはラッパーぐらいだよ」とか言っていた。クリス・ロックが「ワーォ」と言って読み上げたのはメアリー・ルイーズ・パーカーの名前。レッド・カーペットでテリー・ハッチャーがきっとメアリー・ルイーズ・パーカーが受賞すると言っていたけど、「Weeds」はおもしろそう。NHKでやってくれないかしら。郊外の主婦がヤク(マリファナ)の売人をする話だから無理かな。
映画のコメディ・ミュージカル部門で主演女優賞を受賞したリーズ・ウィザースプーンはあっけらかんとした感じで、主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックスはなんだか変だった。ジョニー・キャッシュを演じてアル中になって大変だったから、あれが普通なんだかよくわからない。
「Transamerica トランズアメリカ」で主演女優賞のフェリシティ・ハフマンは「デスパレートな妻たち」のテーブルに向かってVサインをおくったりして思っていたよりうれしそうだった。「Capote カポーティ」で主演男優賞のフィリップ・シーモア・ホフマンは落ち着いた感じだった。
ABC振興会で見てはいたけど、ドリュー・バリモアの緑のドレスにはなんと言っていいやら。やっぱりあれはワーストドレスかな。