エリザベスタウン Elizabethtown
今日は久しぶりに試写会。
キャメロン・クロウ監督（脚本も）の「エリザベスタウン」を観てきた。
主演はオーランド・ブルームとキルスティン・ダンスト。
シューズ・メイカーに勤めるドリュー（オーランド・ブルーム）は入社以来８年間、スニーカーの開発に携わりようやく発売。しかし、このスニーカーが発売してみると大コケで会社に莫大な被害（10億ドル）を与えドリューはクビ。自殺を図ろうとした時、父親が死んだという知らせの電話を受ける。父は故郷ケンタッキーのエリザベスタウンで急死。ドリューは葬儀に出席するため飛行機でケンタッキーへと向かう。飛行機にはちょっと変わったスチュワーデスのクレア（キルスティン・ダンスト）が乗っていた。
キャメロン・クロウは大好き。でもこの映画あまり観る気がしないなぁと思っていた。
やはりあまり面白くなかった。嫌いではないけど好きでもない。
キャメロン・クロウはビリー・ワイルダーなんかの古い映画が好きだから、古い映画のテイストにロック(ブルースなんかもかかるけど）。
音楽はいいけれど映画のトーンはごちゃごちゃと雑音が多い感じで、ゆったりしたシーンやいいシーンもあるけれどずっと違和感。それでも最後ドリューのロード・トリップに合わせ音楽が流れているとちょっといい気分になる。これは音楽のマジックかなという気もするけど、きっと使い方が上手いのだ。
主人公の挫折と再生。「ザ・エージェント Jerry Maguire」のトム・クルーズ、「シングルス Singles」のキャンベル・スコットなんかを思い出したり。
ドリューの母親役のスーザン・サランドンはさすがだった。
キルスティン・ダンストはオードリー・ヘップバーンにはなれない。
ドリューが従兄弟のジェシーと飲んでるお酒はやっぱりケンタッキー・バーボン。あれはブラントン？
