アラバマ物語 To Kill A Mockingbird

　　


ビデオに録画してそのままにしていた「アラバマ物語」をやっと見た。（今更だけどこういう映画はこの先いつみても今更だ）
映画を見てしまったらもう本は読まないだろうと思って先に原作を読んだ。翻訳とペーパーバックと迷って結局ペーパーバックを買ってしまった。なんとなく読めそうな気がしたのだけどそれは間違いだった。最初から手こずってしまって時間はかかるしで、途中でやたらと辞書をひくのをやめとりあえず読み終えた。だからわかってないところも多いし、読んだといえるのかどうか…。でも今週読み終えてちょっと解放されたような気分。


映画はグレゴリー・ペックがアカデミー賞の主演男優賞を受賞した1962年の映画。語り手でグレゴリー・ペックの娘のスカウト役のメアリー・バダムはジョン・バダムの妹。イメージしたスカウトよりちょっと大きめだった。ロバート・デュヴァルはブー・ラドリー役で映画デビュー。若い、の一言。
きちんと作ってあるいい映画だったけれど、本を読まずに見たほうが面白かったかもしれない。
英語があやふやで読んだのに不思議な気もしないではないけれど、原作のほうがやはり面白いと思った。


本を読んで映画を見ても、連想ゲームで「アラバマ物語」って言われたら「暮らしの手帖」って答えるだろうなぁというのはこの先も変わりそうにない。