コンスタンティン Constantine



コンスタンティン (竹書房文庫)


キアヌ・リーブスが痩せ痩せでこんなに面長だったけ?と思ったほど。
ヘビースモーカーで余命1年、自殺を図ったため地獄行きが決まっているジョン・コンスタンティンのキャラクター、キアヌ・リーブスでけっこうよかった。タバコをやたら吸うのも、「ロング・グッドバイ」のエリオット・グールドには負けるけど、いい感じだった。
レイチェル・ワイズが演じるアンジェラは刑事役だけど、刑事である必要があったんだろうか?懺悔しなきゃならないから?射撃がうまくて撃たれないようなこと言ってたけど、そういうシーンはない。仕事をいているシーンもほとんどない。これは妹が死んで喪中だから?などと思ってしまった。
最初の悪魔退治けっこうびっくりしたなぁ。ハーフ・ブリードのバルサザールが登場して、ドラマ「Charmed チャームド魔女3姉妹」見てる気分になってきたけど。「チャームド」にも半分人間の上級悪魔バルサザーが出てくるし、いろんなやつがいてそれぞれ退治法が違うのだ。「チャームド」は7シーズンくらい続いていてこういうのって人気あるのかな?やっぱり魔物ハンターものかとかいろいろ思いつつけっこう楽しめた。「ヴァン・ヘルシング」よりずっといい。
ハーフ・ブリードの天使のティルダ・スウィントンは中性っぽい感じがよかった。「オルランド Orlando」しか見てないせいだけど、「オルランド」がよかったのでティルダ・スウィントンは記憶に残ってる。
ミッドナイト役のジャイモン・フンスー、それからピーター・ストーメアとキャストはけっこういけてた。ピーター・ストーメアはつっこみどころだけど、快演ということで。